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【読書メモ】正しいものを正しくつくる

正しいものを正しくつくる を読みました。
数ヶ月前にスクラム開発を取り入れたある程度大きな案件に携わったのですが、そもそもアジャイルスクラム開発についての理解が薄かったので最近出た本で評判が良さそうだったのでこの本を選びました。

概要・ポイント

この本のなかの「正しい」という言葉の定義については、

「わかるものをわかるようにする、わかったことを形にする」 「正しいものを正しくつくる」を、「わかったことを正しくつくる」と読み替えて、

あたりが定義されている箇所かなと思います。

  • 第1章 なぜプロダクトづくりがうまくいかないのか → プロダクトづくりの現状
  • 第2章 プロダクトをアジャイルにつくる → アジャイル開発/スクラムとは、イベントについて
  • 第3章 不確実性への適応 → アジャイル開発で出てくる問題点にどう対応すべきか
  • 第4章 アジャイル開発は2度失敗する → プロダクトオーナーが自身やチームとどう関わるか
  • 第5章 仮説検証型アジャイル開発 → 検証活動について
  • 第6章 ともにつくる → まとめ

現在の私たちが作ろうとしているプロダクトとは、「どうあるべきか本当のところが誰にもわからないが、なんとかして形に仕立てていく」

と書かれている通り、その前提がどのように生まれてどのようにそれぞれの立場や役割で関わったり向き合うべきか、もしくは周囲の状況(ユーザーやニーズ)の多様化など、不確実性の高いプロダクトづくりにどう向き合うべきかのような内容が主かなと思います。

良かった点

  • アジャイル開発、スクラム開発について一連のフローやイベントの目的が分かった
  • スクラムマスター、プロダクトオーナーがどのような視点(視座/視野)で仕事をするのか(するべきなのか)がなんとなく分かった
  • 現在の開発スタイルへの考え方のトレンドというか流れと、今後どのように開発者がプロジェクトに携わるようになるかが分かった

惜しかった点

  • 仮説検証段階の話は、自分の今の立ち位置だとピンとくる話が少なかった。けど、それも含めて越境していくことなんだと思う。

まとめ

開発手法についてのこういう類の本ははじめて読んだのですが、会話などの直接コミュニケーションも大事にすることは意外でした。 アジャイルソフトウェア開発宣言 というのがあるのですが、そこにも

プロセスやツールよりも個人と対話を、 とあるので開発手法っていうのが上辺だけの開発にまつわる決まりと勘違いしていました。

プロジェクトに関わる人が多い案件はやってこなかったので、今の会社はそれができる体制が整っているので今だから勉强できること、という感じで新しい学びが得られるように今後もしたいなと思います。